JAS規格について

JASとは

Japanese Agricultural Stadardの略称で『日本農林規格』をいいます。
一般には加工食品などでおなじみのマークですが、合板など木材加工品にもこのJASマークを表示する制度があります。昭和24年に『農林物資規格法』として制定された『農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律』は通称JAS法と呼ばれ、『日本農林規格』の制定やJASマークの表示をするための手続きについて定めています。
合板に関するJAS『日本農林規格』は1953年(昭和28年)に普通合板が制定されて以降、JASの分類で述べたとおり、種類が追加され現在の「合板の日本農林規格」に統合されています。また関連木材製品としては集製材・フローリング、そして短板積層材などの日本農林規格が制定されています。

JASと合板

何故、合板等にこのJASが必要なのでしょうか?
合板は木材から薄い板を剥ぎ取り、乾燥させ、仕組み、接着した加工品です。JAS規格では合板の外面の品質だけでなく、見ただけでは分かり難い接着性能、強度性能、ホルムアルデヒド放散量などについて試験方法と適合基準が定められています。
これら全ての検査項目に合格する合板にJASマークを表示することができます。
製造業者等がJASマークを製品に表示して出荷するためには、農林水産大臣の登録を受けた認定機関(財団法人日本合板検査会など)による、農林水産省令に基づく審査・製品検査を受け、適合した認定事業者だけが自らJASマークの表示を行い、ユーザーに対する合板の品質性能を保証することができます。

用途に応じた合板の選択

JASは合板に対してそれが使用される場合の最低基準を保証しています。だからJASマークの付いている合板は、JASに定める基準以上の品質を持つ製品であるということになります。
合板の原材料である木材は天然物であるために製品の品質にいくらかのバラツキがあることは避けられません。JASはそのバラツキが一定の範囲内にあることも含めて基準化しています。
JAS制度の外国開放は急速に展開し、今ではカナダ・アメリカ・フィンランド・インドネシア・マレーシアなどに適用され、現地の工場がJASに定める基準をクリアしーし、JAS認定を取得し、その製品を日本に輸出していますので、これらの諸国のJASマークを付した合板を目にするようになって来ました。
合板の使用に際しては、用途に応じた合板の品種を接着性能・強度性能・その他の品質性能によって選択し、JASマークとともに表示してある製造メーカーのマークを確認し、安心して使用できる合板を選ぶことが大切です。

合板のJASマークの表示例

普通合板

コンクリート型枠用合板

表面加工コンクリート型枠用合板

構造用合板1級

構造用合板2級

天然木化粧合板

特殊加工化粧合板

   

(資料:日本合板工業組合連合会「合板のはなし」)

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