社員の紹介


生産管理
E.K
島根合板株式会社 第一工場
生産部1課 課長補佐
2012年入社
現在の仕事内容を教えてください
合板の製造は我々切削工程からスタート。
後工程に高品質の板を供給することが
使命です!
生産1課が担当しているのは、「ロータリーレース」という機械を用いて原木(丸太)を大根の桂剥きの要領で、単板と呼ぶ薄い板状に切削する工程です。加えて、地元や近県、九州方面から運ばれてくる原木の受入、在庫管理も担っています。合板製造は、我々が担当するこの切削工程から始まります。そのため、後工程へ高品質な単板を供給する使命があります。粗悪な単板では、後に続く「乾燥」「接着」工程でどれだけ努力しても、高品質な製品を生み出すことはできません。単板の品質向上については、後工程の「乾燥」「接着」担当者とも日頃から意見交換を行い、PDCA(計画・実行・評価・改善)サイクルを回すことも大切です。後工程のみなさんの意見も参考にしながら、より良い単板を供給することを使命として、日々の業務にあたっています。
また、課長補佐として部下の育成や課内の円滑なコミュニケーションの醸成にも注力しています。特に外国人就労者も在籍しているため、指導育成、日本人スタッフとのパイプ役となり、誰もが働きやすい職場環境を整えることも重要な職務であると日々意識しています。

これからの目標を教えてください
チームでコミュニケーションを密にし、
一丸となって
より良い製品を供給していきたい。

少子化の進行に伴い、住宅着工数の減少が予想される中で、さらなる生産性の向上や高品質な製品の供給、そして構造用合板の枠を超えた高付加価値製品の供給が求められています。現状に満足することなく、日新グループの社名の由来でもある「日々新た」の精神を胸に、「今日より明日、明日より明後日、より良い製品を」という気概を持って業務に取り組んでいます。品質向上はもちろん、生産性向上やコスト管理など、定めた目標達成に向けて最大限努力していくには、まずは自分自身のスキルアップが欠かせません。日常の業務に流されることなく研鑽を積み、より幅広い業務知識を身に付けたいと考えています。
さらに、課長補佐というポジションは、上席の補佐や営業方針のスタッフへの浸透など、大切な役割であるため、マネジメントスキルを磨くことも重要な職務だと考えています。現職に就いて常々思うことは、日々のコミュニケーションの大切さです。風通しの良い職場環境こそが、良い製品を生み出すための第一歩だと考えます。課のみんなが同じ方向を向き、「ワンチーム」として働ける環境こそ、私の目指す職場の姿です。これからも「品質日本一の合板工場」を目指して精進していきます。


