3合板の魅力を引き出す

合板の新用途の開発 〜「DL・モジュール技術」

「自分でテーブルやイスなどを、手ごろな値段で簡単に作りたい。」誰もが抱く、こんな純粋な期待に応える画期的な材料が、島根大学山下名誉教授が提唱するDL材(デメンジョンランバー材)です。
厚さが均等で反りもない、釘を打っても割れにくく加工が容易、値段も手ごろというのが「合板」の大きな特長、メリットです。この「合板」を、木口断面のタテの寸法を1として、幅を1倍、2倍、3倍…10倍の各サイズに短冊状に切断したものがDL材です。
この規格のものを材料としなければテーブルやイスなどが製造できないというものではありませんが、「これを用いれば、いろんなものが簡単に製作できる」と山下先生。テーブル、イスであれば、時間は3時間ほど、予算も2千円程度で製作できます。
材料の組み合わせ方などに工夫を凝らせば、あとは接着剤やくぎ打ちするだけでいろんなものが自作できますので、是非一度挑戦してみてください。
日新グループでは、山下名誉教授が行う新たな合板の需要拡大に向けた取り組みを支援しています。

完成したテーブル、イス
様々な幅のDL材